3月3日は糸島二丈トレイル

2024.03.01

いよいよ今週末に迫ってきたItoshima Nijo Trail!!!

トレイルランとはそもそも、舗装されていない道を駆け抜ける、マラソンと山登りを掛け合わせた競技です。

なかなか過酷なスポーツで、今回の二丈岳も距離の割に勾配が厳しい区間があります。

思いっきり首位を狙うも良し、目標タイムに向けて完走を目指すも良し、エイドにある食べ物に目がけるも良し、いろいろな楽しみ方ができる競技です。

では、なぜ私たち(株)なみあ、及びグループ会社の桑野組がこの大会をやることになったのでしょうか。

最初のきっかけは弊社社員のポロっとでた趣味に関するボヤキからでした。

趣味のトレイルに対して家族からの応援が少なくて寂しい。一人で運転してトレイルを楽しんで終わったらそそくさと一人で帰る。もっと楽しくできる工夫ができないだろうか。

10年ほど前から干隈マルシェを頻繁に開催し、地域の方々から応援をいただいてきた弊社としてはこのボヤキを聞き逃せませんでした。

人を集められる工夫をして、もっとトレイルランのことを知る人や競技参加人口を増やせば楽しいことができるのでは!?

とは言えど、トレイルに関して経験が全くない私たちは熊本にある 株式会社Local Gainさんの助けを求めました。

豊かな地方を体現する

https://local-gain.com/

という企業理念を以って、トレイルランをはじめ様々なスポーツアクティビティイベントを企画運営されています。

もちろん、スポーツというものがエンターテイメントであり、ビジネスであるのは大前提です。

たくさんの協力会社やスポンサーがあってこそ、スポーツは成り立っていますが、それよりもまず、地域からの応援がなければ何も成り立ちません。

地域の人たちをも巻き込んで全員で何かを創り上げるという考え方に、私たちも完全に同じ気持ちを持っていたため、急ピッチで話が進んでいきました。

この場を借りて、Local Gain様のご尽力に感謝を申し上げます。

もう一つ、私、(株)なみあ代表の桑野なぎさ個人としての想いがあり、この糸島二丈トレイル開催に至りました。

それは私たちの会社の再スタートの機会をどうしても二丈深江で迎えたかったという想いです。

前回の記事に父について少し書きました。

昭和臭しかしない時代に合っていない頑固な桑野組の社長ですが、とても純粋でまっすぐに仕事に打ち込む人です。

この父が桑野組を継いだのが現在の私と同じ27歳の時でした。

家族経営の難しさに悩んだ時期にこの二丈という場所に土地を買い、山を歩きまわったり、海に入ったり、自然に触れながら頭を整理する大切な場所にしていました。

私や妹たちも小さいころからずっと、二丈は家族団らんの場所でした。

「人が大勢集まれるのは商売人としていいことだ」

地域の応援を得られれば人を集められます。人を集められればその地域の経済が活性化されます。

地域にお金が集まると建物や自然の整備が行われ、結果としてその地域が愛され大切にされていきます。

長年、建物を建ててきた桑野組が、ただカッコいいものを建てるより、長く人に愛されるまちづくりを含めたものづくりをしたいと、職人も現場監督陣も設計士も経営陣も全員が思っています。

私たち(株)なみあも、その「人を集める」ことに全力を注ぎたいと思っています。

その第一弾をどうしても二丈でやりたかったというのが私個人の強い想いです。

白山神社様にて安全祈願をしていただき、気合も十分!

           

長くなりましたが、想いのこもった熱いトレイルになりそうです!

走らない方も楽しめるようアーティストやマルシェも同時に開催です。

JR「筑前深江」駅より徒歩10分ほどの二丈交流体験広場にてお待ちしております!

特設HPはこちら→二丈トレイル